皆様 こんにちは!
2023年7月18日(火)私は宝塚歌劇団の宝塚音楽学校創立110周年記念式典に61期卒業生としてご招待いただき、式典に出席致しました。
今日は、その素晴らしい式典の様子を、ご紹介したいと思います。
式典は宝塚歌劇団の劇場で行われ、谷 正純氏による構成・演出の式典は、厳かながらも華やかで品格のある式典となりました。
式典は、2部構成で進行しました。
理事長 角 和夫氏の式辞 、兵庫県知事の斉藤元彦氏からの祝辞
その後、宝塚音楽学校110年の歩みを振り返る映像が上映されました。 そして、作家の鹿島茂氏、北康利氏、玉岡かおる氏による鼎談が行われ、歴史についてや、思い出の数々など、貴重なお話をお聞きすることができました。
第2部では、加茂さくらさんによる祝歌「宝塚心の故郷」が披露されました。その後はトークコーナー「宝塚音楽学校の思い出」と題して、甲にしきさん、大地真央さん、杜けあきさん、湖月わたるさんが登場しました。未沙のさんが進行役を務め、学校での思い出やエピソードについての楽しいトークが繰り広げられました。
さらに、宝塚歌劇団のモットーである「清く正しく美しく」を黒門付きと緑の袴姿で、本科生が祝舞を披露しました。
その後 予科生も加わり、合唱「すみれの花咲く頃に」を、美しい歌声で披露しました。
最後は、中西達校長からのご挨拶があり、客席も一体となり校歌を斉唱しました。
懐かしい校歌 未だに歌詞を3番まで覚えている我が同期生がいたのにはビックリしました。
そして、今年は宝塚音楽学校 初代校長、小林一三先生の生誕150年でもあります。
実は、小林一三先生が、2つの大きな失敗をしたことにより、宝塚の地は発展していきました。 皆様 よくご存知かもしれませんが、そのエピソードをご紹介しましょう。
まず、動物園の経営。 そこでは、園内に猿を放し飼いにした事が失敗でした。
この失敗が後に宝塚ファミリーランドへと発展したのです。
もう一つは、温泉地に屋内にプールを造った失敗。屋内である事から冬も夏も太陽の陽がさすこともないので、とても寒いという失敗でした。これが後に宝塚歌劇団の劇場へと発展したのです。つまり、プールの中の水を抜いて客席としたのです。
小林一三先生は先見の明を持ち、宝塚の発展のために電鉄を通し、住宅建設を進め、住宅ローンのシステムも生み出されたそうです。この住宅ローンは、一三先生の発案だそうです。
宝塚歌劇団の事業にも力を注ぎ、自ら戯曲を20本以上書き下ろしたとも伝えられています。
宝塚を愛する人々によって、歴史はこれからも続いていくことでしょう。
私はこれからも、タカラジェンヌであったことを誇りに思い、舞台を愛する後輩たちを陰ながら応援していきたいと思っています。
宝塚音楽学校での学びと経験は私にとって人生にとって貴重なものであり、これからも大切にしていきたいと改めて思いました。
記:61期 中間裕子(愛田まち)
あいさん来ていらしたのですね。TDSバレンタインナイトの時にプロデューサーの愛さんに話しかけてサインまでいただき愛さんの作品が大好きなことをお伝えしたものです。ところがどんどんパークから気持ちが離れなんと宝塚歌劇にハマっております。7年目になります。あいさんの作品をまた観たいです。たまたまこちらを伺いました。突然失礼いたしました。