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永遠の踊り子、真島茂樹さんへの追悼

2024年5月22日、真島茂樹さんが虚血性心不全のため永眠されました。 彼の突然の訃報に、多くのファンや関係者が深い悲しみに包まれています。


真島さんは、1972年に日劇ダンシングチームに入団し、看板スターとしてその名を轟かせました。日劇ミュージックホールが閉場した後も、振付師やダンス講師として活動を続け、その才能を多くの人々に伝えました。1983年から数年間 東京ディズニーランドのウエスタンランドにある「ダイヤモンド・ホースシュー」でのディナーショー『フープ・ディー・ドゥー』で、ジョニー役として観客を楽しませました。


46年前の共演

実は、私は真島さんとは46年前、日本初演の『Annie』で共演しています。 当時、日劇のトップスターだった新倉まり子さんが、真島茂樹さん演じるルースターの彼女、リリー役を演じました。 ハニガン先生役の平井道子さんと3人で歌い踊る「イージー・ストリート」は、とてもカッコいいダンスナンバーでした。


東宝ミュージカル アニー(1978年 日生劇場)


他の大人のキャストは、ほとんどが日劇ダンシングチームのメンバーで、当時宝塚歌劇団に所属していた私にとって、彼らや彼女たちと一緒にダンスのレッスンをするのは、稽古場での楽しみの一つでした。


永遠の踊り子

真島茂樹さんは、その後も多くのミュージカルに出演され続けました。彼は自ら「一生踊り子」という言葉を胸に、亡くなる前日まで元気にお仕事をされていたと聞いています。 まだまだやりたいこと、踊りたいことがたくさんあったことでしょう。 しかし、彼の人生は幸せだったのだろうと感じます。 私も、意識がなくなる直前まで、舞台やエンターテイメントに関わる仕事をしていたいと願っています。


マジ兄(真島茂樹さん)、あなたの情熱と才能は永遠に私たちの心に刻まれています。

心からご冥福をお祈りいたします。


記:中間裕子(愛田まち)


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