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46年の時を超えて、『アニー』

みなさま、こんにちは 2024年4月末、アニー役を絢田祐生(あやた ゆうき)ちゃんが演じるミュージカル 「Annie」を観劇してきました。感動と懐かしさが入り混じる、特別な時間でした。


2024年版アニー劇場用ポスター/初代アニーと2024年アニーとの対面


オーケストラボックスでは、東京ディズニーシー15周年コンサートでご一緒した指揮者の 福田光太郎さんが指揮を執っており、久しぶりの嬉しい再会となりました。 やはりミュージカルは生演奏が一番ですね。 ワクワクする生演奏のオーバーチュアーが始まり幕が上がると、そこには1933年12月のニューヨーク市立孤児院の子供部屋が広がりました。 冷たくて寒そうな舞台セットに並ぶみすぼらしいベッド。 そこに主役がバケツを持って登場するシーン。 私が演じた46年前の初演時と同じ登場(上手と下手は逆でしたが)に心が震えました。


絢田祐生ちゃんは、アニー役にぴったりでした。彼女との出会いは昨年の4月と11月に上演したオリジナルミュージカル『We Make People Happy』で主役の女の子を演じてもらった時でした。その時から彼女の歌唱力と演技の才能には感心していましたが、アニーの芯の強さや賢さを見事に表現し、自分らしい個性も発揮していました。


歌や台詞、ダンスと大変な役どころだったと思いますが、絢田祐生ちゃんは本当に可愛らしく、抱きしめたくなるようなアニーを演じ切っていました。


丸美屋食品プロデュースのミュージカル『アニー』は、1986年から毎年オーディションを行い、主役のアニーや子役たちを発掘し育てています。この取り組みは素晴らしく、アニーを夢見るたくさんの子供たちが毎年オーディションに挑戦しています。応募数は9,000通以上。その中から選ばれるのはたった2人という厳しい競争です。


その激戦を勝ち抜いた絢田祐生ちゃん。本当に凄いです! これからも彼女を応援しながら、素敵な大人のエンターテイナーに育っていくのを見守っていきたいと思います。

絢田 祐生ちゃんとA.M.J Enterspace.Inc.メンバー


46年の時を超えて、アニーは私の心に再び生き続けています。そして、これからも毎年誕生するアニーたちが未来を照らす存在になることを信じています。

🎵〜 明日は 明日は 希望あふれ 夢多き日よ(岩谷時子 氏 訳詞)

記:Y.Ai.Nakama(中間裕子)


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