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感動には、理由がある

  • 4月12日
  • 読了時間: 2分

感動は、偶然だけではない。

その裏には、見えない想いがある。 「なぜ、あの舞台に涙したのだろう。」


皆さんも、そんな経験はありませんか。


豪華な衣装だったからでしょうか。

華やかな照明だったからでしょうか。

完璧な歌声だったからでしょうか。

息の合ったダンスだったからでしょうか。


もちろん、それらも大切です。


けれど本当は、もっと深いところに理由があります。


それは、表には見えない“幹”があること。


演出家の心の中に流れる、一本の時間軸。

この物語を、誰に、どのように届けたいのか。

どこで笑い、どこで胸を熱くし、

何を心に残したいのか。


その想いがぶれることなく、しっかりと立っているからこそ、

舞台は命を持ち始めます。


その揺るがぬ幹があるからこそ、

出演者の表現という枝が伸び、

音楽という心を揺らす枝が伸び、

照明・音響・衣装という葉が彩り、

スタッフの支えという根が舞台を支える。


そして最後に、観客の心という風が吹いた時、

舞台という木は大きく揺れ、

そこに、さまざまな色の花が咲きほこる。


笑顔の花。

涙の花。

勇気の花。

懐かしさの花。

明日へ進む希望の花。


その瞬間、人は心を動かされるのです。


感動とは、偶然に生まれるものではありません。


たくさんの人の想いがひとつにつながり、

見えない場所で丁寧に育てられたものが、

ある瞬間、花開くこと。


それこそが、感動なのだと思います。


そして私は、

これからもそんな花が咲く瞬間を、

創り続けていきたいと思うのです。

記:中間裕子(Y.Ai.Nakama)

 
 
 

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