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感動をつくる人たち|第16話限られた時間で、何を優先するか

  • 5 日前
  • 読了時間: 2分

更新日:4 日前




リハーサルの現場で、最後の最後に足りなくなるもの。

それは才能でも、気合いでもなく、時間です。


どれだけ準備しても、最後には優先順位を決めなければなりません。


そんな現場で、大切な役割を担っているのが、舞台監督チームの存在です。


その中には、搬入から設営、リハーサル、そして本番まで、全体の時間管理を担うスタッフがいます。


ここでは分かりやすく、その役割を「タイムキーパー」と呼びたいと思います。


テレビ番組などで秒単位の進行を見る役割とは少し違い、イベントやショーの現場での、一日の流れそのものを管理する仕事の役割のことです。


搬入開始の時間。舞台・音響・照明・映像・特殊効果・衣装・楽器 それぞれの仕込み時間。出演者入り、サウンドチェック、場当たり、通し稽古、ドレスリハーサル。そして、絶対に動かすことのできない本番の開演時間。


そのすべてを見ながら、現場を前へ進めていきます。


この役割を担う人は、ショーの内容を深く理解していなければ務まりません。


どのシーンに時間をかけるべきか。どこは調整が可能で、どこは絶対に削れないのか。時間が足りないからと、安易に進めるわけにはいかないからです。


時には、限られた時間の中で何を優先するべきかを考え、演出家や各セクションへ提案することもあります。


作品の流れ、演出意図、技術的な段取り。そのすべてを理解してこそできる、重要な役目です。 予定通りに進まない時こそ、 現場の本当の力が試されます。

制限された時間の中でも、丁寧にひとつずつ積み重ねながら、 お客様の心に残る感動を届けられるように。 今日もまた、舞台監督チームと共に、 時間と向き合いながら現場は動いています。 読んでくださってありがとうございます。 心に残りましたら、応援いただけると嬉しいです。


中間裕子(Y.Ai.Nakama)


 
 
 

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