感動をつくる人の原点|Season2 第1話 なぜ今、この物語を書くのか

Season1を書き終えたあと、 私は少しだけ立ち止まりました。
40話を一気に書き続けた日々。
走り続けていた時間が終わり、 久しぶりにゆっくりと流れる時間を過ごしていました。
そんな中で、 Season1を読んでくださっていた方から、 「もっといろいろな話を聞きたい。」 「毎日楽しみにしていたので、投稿を続けてください。」
そんな嬉しいメッセージをいただきました。
その言葉にも背中を押され、 もう一度、 自分自身と向き合ってみようと思いました。
そこで書き始めたのが、 このSeason2の序章です。
ピアノとの出会い。
踊りとの出会い。
父との別れ。
本格的なバレエとの出会い。
そして、 家の中の私だけの小さな舞台。
書いているうちに、 忘れていた景色や匂い、 あの頃の気持ちが、 次々と思い出されてきました。
そして、 一つ気づいたことがあります。
今の私が、 作品づくりで大切にしていること。
人を育てること。
感動を届けること。
その原点は、 演出家になってから生まれたものではありませんでした。
子どもの頃に出会った人たち。
見てきた景色。
経験してきた時間。
その一つひとつが、 今の私につながっていました。
Season1では、 作品づくりや現場で考えていたことを書いてきました。
Season2では、 その考え方が、 どのように育まれてきたのかを書いてみようと思います。
演出家になるまでの経歴を紹介したいわけではありません。
演出家として歩んできた実績を書きたいわけでもありません。
ひとりの少女が、 音と出会い、 踊りと出会い、 たくさんの人との出会いに支えられながら、 少しずつ「感動をつくる人」になっていく。
そんな物語です。
もしかしたら、 舞台に興味のない方にも、 何か重なるものがあるかもしれません。
子どもの頃の夢。
誰かとの出会い。
人生を変えた出会いや、 何気ない一言。
きっと誰にでも、 今につながる「原点」があるのだと思います。
そんなことを思いながら、 これから少しずつ、 私の原点を綴っていこうと思います。
よろしければ、 またこの旅に、 お付き合いいただけたら嬉しいです。
中間裕子(Y.Ai.Nakama)





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