舞台に立つ人が、見せていない時間
- 4月11日
- 読了時間: 2分
更新日:4月12日
舞台の上に立つ人は、いつも輝いて見えます。

音楽に包まれ、
光を浴びながら、
その瞬間を生きている。
けれどその裏側には、
決して表には見せない時間があります。
「一日稽古を休めば、自分にわかる。
二日休めば、周りにわかる。
三日休めば、お客様にわかる。」
そんな言葉があるように、
舞台に立つ人にとって、日々の積み重ねはとても正直です。
毎日が本番の現場もあります。

暑い日も、寒い日も関係なく、
一日に何度もステージに立つ日々。
その一回一回を丁寧に、
変わらないクオリティで届け続けるためには、
技術だけでなく、強い精神力と体力が求められます。
そして、本番に至るまでの時間。
短い期間の中で振付を覚え、
歌詞を覚え、
時には新しいジャンルにも挑戦する。
得意かどうかに関わらず、
本番の日には、自然にできているように見せなければならない。
それが、この世界のプロフェッショナルです。 そのために積み重ねられているのは、
誰にも見られていない時間です。

繰り返しの練習。
地道なトレーニング。
そして、自分自身と向き合い続ける日々。

舞台の上で見えるのは、ほんの一瞬。
けれどその一瞬は、
長い時間をかけて積み重ねてきたものの上に成り立っています。
だからこそ、あの輝きは、
ただ美しいだけではなく、
どこか人の心を打つのかもしれません。
舞台に立つ人が、見せていない時間。
その中にこそ、
本当の魅力があるのだと、私は思います。
記:中間裕子(Y.Ai.Nakama)




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